世界各地に点在する地域海計画からの職員とともに、NOWPAP代表は、2012年10月1日から3日にかけてケニアのナイロビで開催された第14回地域海行動計画の年次総会に参加しました。会議では地域海行動計画の事業計画に応用される生態系アプローチに加え、世界海洋評価(通常評価プロセス)に対し地域海行動計画がどのように貢献できるかに焦点が当てられました。地域海行動計画の事業を実施する上で、生態系に基づく管理、ブルーカーボン、生態系と生物多様性の経済的側面、大洋や海洋保護区でのグリーンエコノミー等、多岐に渡る議論が行われました。また、「地域海行動計画の戦略的方向性2013-2016」が採択されました。これは海洋・沿岸環境の持続可能な管理に関するRio+20の成果文書「Future We Want (私たちの望む未来)」と、国連機関、国際金融機関、市民社会、民間企業の連携のための国連事務総長のオーシャンコンパクト(大洋協約)の骨子を反映したものになっています。次の会議はカリブ海地方で開催される予定です。