NOWPAPの新たなプロジェクトの1つである海洋ごみへの取り組み(MALITA)の一環として、2006年9月30日酒田市(山形県)にて国際海岸クリーンアップ(ICC)が実施されました。中国、日本、韓国、そしてロシアから100名以上が海岸クリーンアップとその前日に開催されたワークショップに参加しました。政府、研究・教育機関、非政府団体(NGO)からの関係者に加え地元住民が集まり、各国での国際海岸クリーンアップや同様のイベントに関する情報や経験を共有しました。
今回の2006 NOWPAP ICCイベントは、日本外務省からの助成金により実現したものです。韓国海洋水産部の代表は、2007年9月に同様のイベントを韓国政府が主催する意向を示しました。
参加者は海洋ごみ問題について取り組む上で、人々の認識を高めることが最重要課題の一つであるという見解に合意し、中国、ロシア両政府代表も今後のICCへの参加について積極的な姿勢を示しました。