2014年10月20-22日に第19回NOWPAP政府間会合がロシアのモスクワで開催されました。NOWPAP参加国(中国、日本、韓国、ロシア)の代表や、NOWPAP地域活動センターの所長、そして国連環境計画(UNEP)本部、国連ナイロビ事務所の代表も出席しました。会合では2013-2014年のNOWPAP事業計画実施の進捗が検討され、NOWPAP会計に運営資本準備金の開設を合意の上、NOWPAP資金の財政規定と手順が話し合われ、各国の2015年の拠出金分担率が合意されました。NOWPAP RCU事務所の今後の財政的持続可能性を確保するために、しかるべき措置を取る協議を集中的に行いましたが、最終決定はされませんでした。引き続き参加国は文書でのやりとりを行い、2回目の追加政府間会合が、2015年の早い時期に韓国で開催される予定です。第20回の通常会合は2015年に中国で開かれます。
NOWPAP20周年を記念して、第19回政府間会合の前に、2014年10月20日モスクワで、記念シンポジウムが開催され、NOWPAP参加国とUNEP本部の講演者が過去20年の業績を検討し、今後の具体的勧告を提案しました。