海洋ごみに関する地域行動計画(RAP MALI)の一環として、2012年NOWPAP国際海岸クリーンアップ(ICC)と海洋ごみワークショップが7月17-18日にロシア、ウラジオストックにて開催されました。NOWPAP海洋ごみ担当者やICCコーディネーター、NOWPAP地域活動センター(RAC)や地域調整部(RCU)の職員に加え、東京大学の学生数名が参加しました。海岸清掃では、NOWPAPの参加者は現地の学生30人と一緒に海岸で18キロの漂着ごみを収集し、ICCデータカードに結果を記録しました。なお、この結果はオーシャン・コンサーバンシー(ワシントンD.C.)に送られ、ICC年次報告書に反映される予定です。翌日開催された海洋ごみワークショップでは、中央・地方政府、及びNGOの役割に特に焦点をあてた、海洋ごみ管理に関する報告がされました。また、NOWPAP ICCとワークショップは7月19-20日にウラジオストックで開催された第6回国際環境フォーラム“国境のない自然”のサイドイベントとして開催されたもので、フォーラムでは海洋ごみや油流出対策に関するNOWPAPの活動が紹介されました。