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Region: Asia and the Pacific

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およそ10年の不確定な期間を経て、2011年5月26日、ロシア政府は、NOWPAP信託基金への拠出公約を、政府間会合で承認された金額にて再開する決議を発表しました。この公約が実現することにより、NOWPAPの財政の持続可能性が大幅に    

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アジア太平洋地域における地球変動研究を促進し、途上国の研究への関わりを深め、科学者と政策決定者との連携を深めるために活動をしているアジア太平洋地球変動研究ネットワーク(APN)より上記プロジェクトに対する研究助成金交付の承認が得られました。海洋資源に富んでいる北西太平洋は気候変動や人為的介入により、海洋学的な状況と生態系の構造において大きく変化しました。このプロジェクトは、自然科学者と社会経済科学者によって構成される作業グループによりNOWPAP海域(北緯33-52度、東経121-143度)における海洋生態系の変化に対する反応が、NOWPAP参加国間(中国、日本、韓国、ロシア)でどのような違いがあるのかを調査するための比較研究を実施するものです。また、このプロジェクトは、気候変動における漁業の脆弱性と適応と同時に、魚種資源を支える海洋生態系の地域差を取り入れた政策構築の科学的基礎となるでしょう。指揮のもと実施されます。  

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北太平洋海洋科学機構(PICES)、西太平洋海域共同調査(WESTPAC)とNOWPAP特殊モニタリング・沿岸環境評価地域活動センター(CEARAC)は合同で2011年10月8日から12日までロシア・ウラジオストクにあるロシア科学アカデミー極東支部V. I. イリチェフ太平洋海洋学研究所にて、北西太平洋域に焦点を合わせたリモートセンシングデータ解析の集中研修コースを開催します。研修コースは、専門家による講義や衛星データ解析の実践的な演習を通して学生、若手研究者や沿岸管理者が沿岸・海洋環境を監視・評価する際にリモートセンシングデータを活用するための技術や知識を習得する機会の提供を目的としています。 参加者に対して渡航費などの援助(人数限定)をいたします。 申し込み期限は2011年6月30日です。詳細は以下のリンクから:  http://cearac.nowpap.org/monitoring/3rdRST/1st_Announcement.html この研修コースは2007年以来NOWPAPが地域のパートナーと合同で実施しており、今回で3回目となります。

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世界中から400名以上もの参加者が集まった第5回国際海洋ごみ会議が2011年3月20-25日にハワイで開催され、NOWPAP RCUとMERRACから職員が参加しました。この会議は米国国立海洋大気圏局 (NOAA)とUNEP共催で開催され、海洋ごみの防止・減少・管理に関するホノルル公約とホノルル戦略という2つの重要な文書が採択されました。NOWPAPは他の地域海行動計画(OSPAR、COBSEA、カリブ海、SPREP)と共に、この会議の開催前から開催期間中にわたりホノルル戦略の策定に積極的に参加したり、NOWPAP地域内の海洋ごみに対するNOWPAPの取り組みを紹介するなどにより会議の成功に寄与しました。ホノルル公約や戦略は、海洋ごみに関するNOWPAPの海ごみに関する地域行動計画(RAP-MALI)の実施にも将来的に反映されます。NOWPAPのNGOパートナーである日本のJEANや韓国のOSEANも、地域での国際海岸クリーンアップ(ICC)キャンペーン開催や普及、海洋ごみに関するNOWPAP地域行動計画の実施への貢献など、それぞれの活動を発表しました。また、この会議はNOWPAPにとってUNEP、オーシャンコンサーバンシー、NOAAなど主要な団体との協力関係を強化する良い機会となりました。

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UNEP 2011年鑑 - 変化する地球環境に新たな課題 - が刊行されました。世界に起こっている環境問題を調査し、最新の環境科学を提供するUNEPの旗艦的な報告書の第8版目です。過去の主な環境事案や進展を取り上げ、最新のデータや指標動向を発表しています。世界の海洋が人類の輩出する廃棄物の蓄積場所となっていることから、海洋ごみ(プラスチック製の)が今回の年鑑で初めて取り上げられました。その章では、NOWPAPの科学担当官が編集チームとして参加し、共同執筆者として寄稿しています。

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NOWPAPのコーディネーターと科学担当官は、2011年2月21-25日にケニヤ・ナイロビで開催されたUNEP地域海行動計画の会議に出席しました。会議ではUNEP海洋沿岸生態系部門(MCEB) が実施している活動の詳細や、ブルーカーボン(海洋で生息する植物によって吸収される二酸化炭素)、GPA IGR-3、海洋ごみ、海の栄養化に関するグローバルパートナーシップ、GEF-5、国連通常プロセス、TWAP、リオ+20会議について話し合いました。また、MCEBやUNEPのその他の部署、国連ナイロビ事務所の職員たちとの会議も個別に行い、MCEBの活動計画へのNOWPAPの参画や、韓国・麗水で開催予定のエキスポ2012へのNOWPAP参加のためのMCEBからの支援、その他NOWPAPの財務・総務・人事業務などが話し合われました。この会議は、第26回UNEP運営評議会に併せて開催され、NOWPAP参加国からの代表者とも意見交換を行いました。とりわけロシア代表からは、NOWPAP信託基金へのロシアの分担金について前向きな発言がありました。

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NOWPAP副調整官は、2011年2月23-25日に中国・北京で開催された国連開発計画/地球環境ファシリティ(GEF) YSLMEプロジェクトの第7回地域科学・技術委員会とプロジェクト運営委員会議に出席しました。会議の目的は、現在のプロジェクトがGEFによる資金提供の第二段階へ進むまでの移行期間に向けた準備について話し合うことでした。  NOWPAPはパートナーのひとつとしてYSLMEと密に連携を取り、共同事業も行ってきました。このような関係は会議でも確認され、YSLMEのプロジェクトが次の段階へ進んだ後も、NOWPAPは引き続き協力関係を継続していきます。

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モスクワで開催された第15回NOWPAP政府間会合での参加国の要請を受け、RCUはNOWPAPの活動を強化するため、NOWPAP中期戦略の作成に向けて地域活動センターと協議を開始しました。2010年12月から2011年1月にはCEARACとMERRACと協議の場を設け、また、DINRACとPOMRACとは文書のやりとりを通じて意見交換をし、提案などについて話し合いました。中期戦略は、協議後の修正後、2011年開催の第16回NOWPAP政府間会合での最終承認に向けて、NOWPAP参加国の各担当者に送られる予定です。第16回会合で承認されれば、2012-2017年のNOWPAP事業計画の方向性を定めたこの戦略が、2012-2013年の2カ年を含む将来のNOWPAPの事業の優先順位決定に利用されます。    

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2010年11月16-18日にロシア・モスクワで第15回NOWPAP政府間会合が開催されました。NOWPAP参加国の代表と4つのNOWPAP地域活動センターの所長が出席し、2009-2010年のNOWPAP事業計画の進捗状況の確認と、今後の方向性について話し合われました。UNEP事務局長からの報告書と地域活動センターの報告書とともに、以下の文書も採択されました。 •   NOWPAP資金調達戦略(改定版) •   NOWPAP広報戦略(改定版) •   上記2事項を反映させたNOWPAP RCU規約(改定版)  NOWPAP参加国はNOWPAPの中期的戦略について全面的に話し合い、次の2カ年である2012-13年からさらに将来のNOWPAPの活動の優先事項の決定にも利用される、中期的戦略の改訂版の作成を決定しました。また、科学的な報告書類の改善案についても話し合われ、次回の政府間会合で再検討されることになりました。  NOWPAP信託基金の持続可能性に関して、参加国は年間拠出額増額への最大限の努力を払うことが呼びかけられました。また、ロシアは2011年よりNOWPAP信託基金への支払いを開始する意向であることを発表しました。

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2010年10月21-22日に韓国・安山市でUNESCO(国連教育科学文化機関)政府間海洋学委員会(IOC)と韓国海洋研究所(KORDI) が共同開催した、海洋環境の現状に関する世界的報告および評価のための国連レギュラープロセスに向けた能力開発ワークショップにおいて、NOWPAPは、評価のための評価(AoA)及びレギュラープロセスに関連するNOWPAPの活動についての発表を行いました。 NOWPAPの経験はCOBSEA、PEMSEA、PICES、WESTPAC、YSLMEなどのパートナーと共に共有され、レギュラープロセスに向けた地域的な取り組みとなります。2010-2011年のNOWPAP業務計画に基づき、NOWPAP地域活動センターは第2次“海洋環境報告書”の基礎となるテーマに沿った調査を実施しており、これらもレギュラープロセスに貢献するものでもあります。 またNOWPAPは、2010年10月26-27日にマニラで開催された第7回PEMSEA執行委員会に出席しました。この会議では、PEMSEAのパートナーにより、世界環境基金(GEF)の地域プロジェクトから独立した国際機関となりつつあるPEMSEAの今後の活動について話し合われました。NOWPAPはパートナーの1つとして3年前に提携書を取り交わして以来、PEMSEAの活動を支援しています。

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2010年10月31日に釜山市により開催された文化交流促進のイベントに、NOWPAPが3度目の参加をしました。合計64もの出展者と共に、NOWPAPのブースでは草の根レベルでの海洋ごみへの取り組みなどのNOWPAPの活動を紹介しました。

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2010年10月18 - 29日、名古屋にて開催されました生物多様性条約第10回締約国会議(CBD-COP10)に合わせて、NOWPAP特殊モニタリング・沿岸環境評価地域活動センターを管轄している環日本海環境協力センター(NPEC)が、2010年10月16日に富山にて環日本海海洋生物多様性フォーラムを開催しました。 富山県とNPECが主催するこのフォーラムは、海の生物と海洋環境について考える趣旨のもとCBD-COP10のサイドイベントのひとつとして開催され、UNEP海洋・沿岸生態系部門(UNEP/MCEB)、南太平洋地域環境計画、国連開発計画黄海大規模海洋生態系プロジェクト(YSLME)、国内外の専門家と、名古屋大学の留学生や地元の人たちが参加しました。 このフォーラムの開催にあたり、NOWPAPは会議次第や海外発表者の招待などに関する助言を行い、また、2007年から実施しているNOWPAP地域の海洋生物多様性についての活動を紹介する発表も行いました。 さらに、2010年10月19日には、UNEP地域海本部(RSP)が開催するCBD-COP10サイドイベントに地域海行動計画のひとつとして参加しました。

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2010年10月1日-2日、韓国・済州島にて、NOWPAP国際海岸クリーンアップ(ICC)キャンペーンと海洋ごみに関するワークショップが、韓国国土海洋部(MLTM)と韓国海洋環境管理公団(KOEM)、そしてNOWPAP地域調整部(RCU)により開催されました。 ワークショップには、NOWPAPの海洋ごみ担当者、NOWPAPパートナー(YSLME、COBSEA、PEMSEA)の代表、4つのNOWPAP地域活動センター(RAC)、NOWPAP地域で海洋ごみに取り組むNGO(OSEAN、JEAN)、地元市民や海洋ごみの専門家が参加し、NOWPAP加盟国内での海洋ごみの調査やICCキャンペーンの結果について発表と活発な討議がなされました。 ここ10-20年の海洋ごみの傾向が、世界中のICCキャンペーンの結果(オーシャンコンサーバンシーによる年次報告のまとめ)と比較され、NOWPAP地域での海洋ごみ対策についての対策や、成功事例についても発表されました。 ワークショップ参加者は、海洋ごみの焦点を発生源に移行すべきであり、また、数カ国では政府の政策(公共の場所での喫煙禁止やレジ袋の無料配布取りやめなど)が海洋ごみの量の削減に繋がっているという意見で一致しました。

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NOWPAP加盟国間の海洋汚染対策への協力の強化のため、2010年9月4日に稚内で第3回NOWPAP合同油流出対策訓練が実施されました。海上保安庁とロシア連邦海洋汚染・海難救助調整庁の後援のもと、沖合で大量浮流油を発見したとの想定で日本とロシアの巡視船艇、航空機、油回収船が訓練に参加しました。NOWPAP加盟国の代表者達や数百人の地元市民が見学する中で、日本のヘリコプター2機も参加し、油防除訓練(油分散剤を散布)や人命救助訓練が行われました。 訓練に続いて、サハリン石油・ガスプロジェクトフォーラムが開催され、NOWPAP参加国の海洋汚染対策の担当者、専門家、掘削業、・海運業の代表者らがサハリンプロジェクトの現状と今後の見通し及び事故対策、NOWPAPの枠組みにおける海洋汚染対策、油・HNS(有害・危険物質)流失準備及び対応能力、油・HNS汚染対策と地域の連携、油濁保障の制度、大量流失の際の北海道の取り組みについて情報交換をしました。サハリンプロジェクトでの石油、LNG(液化天然ガス)の本格的な生産・輸出が開始されたことを契機にLNG船の運航が著しく増えており、船舶航行の増加に伴う海上災害や油汚染事故に伴う魚業被害へのリスクも高まっております。そのため油流出は、2004年の油流出緊急時計画を採択したNOWPAP参加国にとって大きな懸案事項です。

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2010年7月26-29日に中国遼寧省丹東で東アジア海パートナーシップ理事会が開かれ、NOWPAPも招待されました。 理事会では、PEMSEAの進捗と成果を要約した報告書の検討に加え、PEMSEAの組織改革と持続可能性に関しても話し合われました。 NOWPAPはPEMSEAを重要な地域プロジェクトと考えており、パートナーとして今後もSDS-SEA(東アジア海域の持続可能な開発戦略)の実施に向けて積極的に加わり続ける意向であることを述べました。 NOWPAPの代表はGPA(世界行動計画)の代理として、PEMSEAとの継続的な協力についての前向きなメッセージも伝え、GPNM(栄養素管理についてのグローバルパートナーシップ)の冊子を配布しました。 また、UNEPの代表として東アジア地域のGEF-IW(地球環境ファシリティ‐国際水域)管理についての会議にも参加しています。

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NOWPAP地域活動センター(CEARAC及び DINRAC)に新しい所長が就任し、NOWPAPの活動を推進に取り組みんでいます。 山本秀正CEARAC前所長の後任には国土交通省から田中紀彦氏が、Jianguo Wang DINRAC前所長の後任には中国環境保護部環境・経済政策研究所からHongbo Shang氏が、それぞれ就任しました。 また、9年に渡りDINRACの所長を務めたWang氏へは、感謝の意味を込めまして盾が贈られました。田中氏、Shang氏を歓迎するとともに、前所長の山本氏とWang氏の今後ますますのご活躍をお祈りします。

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NOWPAPはプラハで行われている2011年版UNEP年鑑の執筆作業に招かれ、年鑑に取り上げられる新たな問題の一つであるプラスチック公害について現場の意見を寄稿します。NOWPAPはここ数年、海洋ごみに関する地域行動計画を実施しており、海洋ごみの大半をプラスチックが占めるため、NOWPAP地域での経験や集積された情報は、年鑑の編集に役立てられます。

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NOWPAP地域活動センターであるPOMRACの代表者会議が5月26-27日に韓国・釜山で、また、MERRACの代表者会議が6月8-11日に韓国・テジョンでそれぞれ開催されました。それぞれ、事業計画を見直した結果、以下の活動の継続が承認されました。  POMRAC ・大気降下モデルデータを使用した「NOWPAP地域における汚染物質の大気降下と人為的・自然的変化におけるケーススタディ」についての地域概要の作成 ・「NOWPAP地域内のいくつかの区域における人為的・自然的変化を中心とした汚染物質の河川流入と直接流入」についてのケーススタディに基づいた地域概要の作成 ・ケーススタディの結果を考慮した「統合沿岸河川域管理」の一層の推進  MERRAC ・2010年9月5日に北海道で2010 MERRAC専門家会議と油流出訓練を開催予定 ・NOWPAP油・危険有害物質流出緊急時計画の実施についてのアンケートを通じた情報収集 ・危険有害物質(HNS)トレーニングマニュアル、HNSデータベース、HNSの準備と対応に関する地域報告に関わる事業成果の出版

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2010年5月3-7日にパリで開催された第5回海洋・海岸・諸島の世界会議と、2010年5月10-13日にインドネシア・バリで開催された第8回西太平洋海洋学委員会(WESTPAC)の政府間会議にNOWPAP職員が出席しました。 第5回海洋・海岸・諸島の世界会議では、NOWPAPの代表は、気候変動の生態系への影響、生物多様性保全、越境海洋生態系の管理などのいくつかの会議に参加しました。また、シンポジウムの結果をふまえた政策会議、討論会、作業部会も開催され、今後の活動方針が話し合われました。2010年と2012年の生物多様性の目標達成には、世界の海洋10%を保護地域とする必要性への課題など、今後長い道のりがあることが確認されました。この機会を利用して、NOWPAP代表はUNEP沿岸海洋生態系部ディレクター、東アジア海域調整機構コーディネーター、世界海洋観測システム代表らと話し合いの機会を持ち、とりわけNOWPAPと北東アジア地域・世界海洋観測システム(NEAR-GOOS)との連携強化への現実的な方法や“名古屋 海の日”での海洋・沿岸生物多様性フォーラム(CBD COP10でのサイドイベントとして富山県が提案)開催の可能性が話し合われました。

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平戸市および長崎県の協力および日本政府の財政的な支援により、2010年3月26-28日に長崎県平戸市にて、NOWPAP国際海岸クリーンアップ(ICC)と海洋ごみ管理ワークショップが開催されました。ICCキャンペーンとワークショップには、NOWPAP海洋ごみ対策担当者、NOWPAP参加国の政府、長崎県庁、平戸市役所、NOWPAPパートナー(PEMSEA、YSLME、UNEP/IETC)、NOWPAP地域活動センター、環境NGOの各担当者や海洋ごみの専門家に加え、多くの地元市民が参加しました。 ワークショップでは、今後のICCに役立てるために、過去に行われたNOWPAP ICCキャンペーンを再検討し、海岸清掃の促進や開催方法について意見を交換しました。また、NOWPAP参加国での海洋ごみに関する諸問題や対処方法についても話し合われ、特に海洋ごみ発生の主な要因と考えられている陸上や河川からのごみ処理方法についても活発に討議がなされました。国境を問わない海洋ごみに対する理解と、それに対する市民意識の向上を図る必要性を再認識し、参加者はNOWPAP地域でのNOWPAP ICCキャンペーンを継続していくことを再確認しました。 韓国政府からは、2010年9月から10月頃の時期に、韓国において次のNOWPAP ICCを開催する意向であるとの申し出がありました。

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第14回NOWPAP政府間会合にて、生態系、地域、生息地、主要な種レベルにおいての脅威、圧力、影響、傾向を取り上げるべく、NOWPAP地域内の海洋・沿岸の生物多様性の実態を評価する事業を展開することが決定されました。 実行にあたり、NOWPAP RCUは地域活動センターと共に現在、準備に取り組んでいます。第一段階としてNOWPAPは、UNEP主導による海洋・沿岸の生物多様性についての世界的概況に参加し、地域情報の提供を行います。また、UNEPの援助により国際評価に反映させるための地域データや情報を収集し、集約するためのコンサルタント契約が結ばれる予定です。この世界的概況は、2010年10月に名古屋で開催される生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)にて発表されることになっています。同時に、NOWPAP RCUは、上記の生物多様性問題についての地域レポートを作成するためNOWPAP各国の専門家も関与する長期の生物多様性評価の提案を準備しています。現在、事業企画書の作成中で、事業資金と共に適任の専門家や事業提議者も選定中です。 生物多様性の評価活動の結果は、今年末に開催予定の第15回NOWPAP政府間会合で報告されます。

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日本政府の財政支援により、NOWPAPは2010年3月26-28日に長崎県平戸市にて、2010年国際海岸クリーンアップ(ICC)と海洋ごみ管理ワークショップを開催します。 NOWPAPの海洋ごみに関する地域行動計画(RAP MALI)実施の一環として、2010年のICCとワークショップでは、海洋ごみの発生を減少させるためには欠かせない廃棄物処理問題に焦点があてられる予定です。この3日間の会議・イベントには海洋ごみに関わる体験・情報を共有するために、NOWPAP参加国からの関係者、専門家、環境活動家、そして地域内外のパートナー機関からの参加が見込まれています。同時に、各国のRAP MALI担当者とNOWPAP地域活動センターの代表者が、2010-2011年のRAP MALI実施の詳細について話し合います。

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第14回NOWPAP政府間会合が2009年12月8-10日に富山で開催されました。毎年開催されるこの会合にはNOWPAP参加国である中国、日本、韓国、ロシア、4カ国からの代表者が出席し、また、UNEPやNOWPAPのパートナーであるCOBSEA、PICES、YSLMEの代表者も参加しました。政府間会合では2008-2009年のNOWPAPの実施状況を確認し、今後2年間のNOWPAPの主な活動について話し合われました。2010-2011年の事業計画と予算に加えて、次のことが合意されました。 •   NOWPAP地域における海洋・沿岸の生物多様性の実態を評価する事業の着手 •   NOWPAPを効率的かつ有効的に実施するための中期戦略の策定 •   NOWPAPの海洋ごみに関する地域行動計画(RAP MALI)実施のための事業計画と予算の承認 •   NOWPAPの円滑な実施のためのNOWPAP RCUの役割のさらなる強化(RCU規約の見直しを含む) 次の第15回NOWPAP政府間会合は2010年の後半にロシアで開催される予定です。

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2009年11月23-27日にフィリピン・マニラで第3回目となる東アジア海洋会議2009が開かれました。NOWPAPの展示ブースが設けられ、出版物、ポスターやプローション用の品々を展示しNOWPAPの活動を紹介しました。また、会議場に設営されました展示場におきましてはNOWPAPは他のPEMSEAのパートナーと共に、海洋ごみに取り組んでいることが紹介されました。 NOWPAP RCUメンバーが、河川・沿岸地域の越境汚染削減に関するワークショップの議長を務め、地域協力を通じた越境問題に関するワークショップでプレゼンテーションを行い、また東アジアでの気候変動に関わるワークショップ(統合沿岸管理の活用を含む)や、生態系に基づいた管理、土地・海洋利用区画規制や日本の里海や黄海大規模海洋生態系研究計画、未来のマングローブプロジェクトなどの地域構想などに関するワークショップに参加しました。3つのNOWPAP地域活動センター(CEARAC、MERRAC、POMRAC)も会議に出席し、展示ブース設置やワークショップでの発表を行いました。 次回の東アジア海会議は、韓国で開催される2012年麗水国際博覧会と併催されます。

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世界各地に点在するUNEPの事務所の職員が、UNEPにおける財務・人事政策面の最新の動向を学び、意見交換をする目的で、2009年10月26-30日にケニア・ナイロビで総務担当者会議が開催されました。この会議はUNEP業務サービス部の費用により開催され、NOWPAP RCUからは3名のスタッフが参加しました。新たに習得した知識や技能はNOWPAP RCUの日常業務に活用されます。

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