30 Oct 2013 Story Oceans & seas

2013年NOWPAP国際海岸クリーンアップが沖縄で開催

2013年10月24-26日、2013年NOWPAP国際海岸クリーンアップ(ICC)と海洋ごみ管理に関するワークショップが、NOWPAP地域調整部とNPO法人 沖縄O.C.E.A.N.との合同で、沖縄・恩納村にて開催されました。NOWPAP、アジア太平洋地球変動研究ネットワーク(APN)、日本政府による支援のもと、NOWPAP ICCワークショップは沖縄科学技術大学院大学(OIST)で行われ、中国、日本、韓国、ロシアのNOWPAP加盟国の他に、北米、フィリピン、タイ、インドネシア、エストニアなどNOWPAP地域外の国からも合わせ、約80名の参加がありました。NOWPAP海洋ごみ担当者を始め、政府、学術機関、国際NGOからの参加者は、市民意識の向上や、世界中でのICCキャンペーンの実施を含む、海洋ごみ問題への取り組みについての最良事例などの発表を行いました。ワークショップでは、NGOの取り組み、地方自治体と中央政府の取り組み、研究・モニタリングについての最新情報、国際協力の4つのテーマに重点が置かれました。(発表資料はこちらから) ワークショップの翌日には、恩納村の2か所の海岸で清掃活動が行われ、ワークショップの参加者は現地の方々と一緒に海洋ごみを集めた後、分類し、ICCデータカードに記録しました。結果はオーシャン・コンサーバンシーに報告され、年次報告書にまとめられる予定です。