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Story Oceans & seas
2017年6月5日、日本・富山/韓国・釜山 国連環境計画 北西太平洋地域海行動計画(NOWPAP)は、海洋に関する持続可能な開発目標の達成のための地域協力の強化について自主行動計画を国連海洋会議に提出します。 NOWPAPが取り扱う地域は、世界でも最も人口密度の高い地域の1つで、3億人を超える総人口の大多数がその沿岸地域に居住しています。急速な経済成長が人口の増加を促進し、さらには食料やエネルギーの需要が海洋・沿岸生態系に強い影響を与えています。NOWPAPの専門家が確認した主なものに、都市開発や観光開発、汚染、油や有害・有毒物質の流出事故の危険性、富栄養化、生物多様性の喪失、乱獲などによって引き起こされる生息地の崩壊や喪失があります。温暖化の悪影響は、この地域の社会・生態系の重大な悪化要因となっています。 NOWPAPの次の段階として、海洋・沿岸環境(SDFs 13-15、17)の状態の調査、地上および海からの汚染の防止・抑制(SDGs 12、14)、生態系ベースの取り組み(SDGs 11、13-15)による統合沿岸・河川流域管理の支援などで、海洋に関する持続可能な開発(SDGs)のための2030アジェンダの達成に重点的に取り組んでいきます。

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2016年9月23-24日、ロシア・沿海地方のスラヴャンカで、2016年NOWPAP国際海岸クリーンアップ(ICC)と、NOWPAPとTEMM(日中韓三カ国環境大臣会合)による合同海洋ごみに関するワークショップが開催されました。 中国、日本、韓国、ロシアの行政機関、大学、研究機関、NGOなどから約40名が参加し、海洋ごみ調査、モニタリング、活動などについて発表が行われました。また、ICCキャンペーンを発展させ、NOWPAP地域における海洋ごみ対策についての連携を今後どのように強化していくべきかについての協議も行われました。 9月24日に行われたNOWPAPの海洋ごみに関する地域行動計画(RAP MALI)の作業部会では、NOWPAPの海洋ごみ担当者と地域活動センターの代表らが進捗状況について概説しました。 また、24日の午後には、バクラン湾の120メートルに及ぶ海岸で清掃活動を実施しています。 このイベントは、NOWPAPの汚染モニタリング地域活動センター(POMRAC)、NOWPAP地域調整部(RCU)、海洋保全/大陸棚開発研究機関、そしてTEMM海洋ごみ担当者の共催で実施されました。      

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2016年9月9日、環日本海環境協力センター(NPEC)主催による海辺の漂着物調査が富山市で実施され、RCU富山事務所のスタッフが地元の小学生や、NGO、地方自治体、市民など、およそ50名と共に参加しました。この調査はNPECの海洋ごみ監視プログラムの一環で、数年前から日本、中国、韓国、ロシアで行われています。集められた海洋ごみは、様々な種類に分類され、重さを量り、記録され、そのデータは、JEAN/クリーンアップ全国事務局でまとめられます。

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2016年4月7-8日、第14回特殊モニタリング・沿岸環境評価地域活動センター(CEARAC)の代表者会議が富山市で開かれ、CEARACの代表と専門家たちが、2016-2017年の2つの事業についての詳細な実施計画を決定しました。1つ目の事業は、NOWPAP地域で海藻分布評価の実現可能性調査に重点を置きます。2つ目の事業は、海洋生物多様性への3つの脅威(非固有種、生息地変化、富栄養化)の査定を目標とします。会議出席者は富栄養化の状態の長期的評価を再度行うことも同意し、地域のNOWPAPパートナー(PICES、IOC WESTPAC、NEASPEC)との連帯を強く奨励しました。

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釜山事務所、富山事務所、再び釜山事務所で、NOWPAP副調整官として11年間勤めてきたシャオドン・ジョン氏が、2016年2月29日付で離任します。ジョン氏は、法的側面、パートナーシップ構築、社会認識の向上、そしてNOWPAP地域調整部の運営など、多くの業務を担当してきました。そして会議出席、2カ年の作業計画準備の指導、会議資料・報告のコメント、プロジェクト実行のための専門家の紹介など、NOWPAP地域活動センターと取り組んできました。人当たりが良く穏やかで、良い外交手腕を持ち相手に向き合い、ジョン氏は地域のNOWPAPパートナーや参加国、NOWPAP地域調整部や地域活動センターの受け入れ機関との緊密な関係を築いてきました。ジョン氏の離職は大変残念ですが、参加国の決定によりNOWPAPの副調整官の後任は着任しません。

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2016年2月12日に「とやま環境グローバルリーダー養成塾」にて、NOWPAPコーディネーターがNOWPAPとその活動について紹介しました。また、2月10日から3月3日まで、NOWPAPや環境問題への取り組みについてのパネル展示が、5月にG7環境大臣会合が開かれる富山県の、3つの市で順次開催されます。養成塾もパネル展示も富山県が主催しています。

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2016年1月23日に東京で、環境省主催の「2016新春海ごみシンポジウム」に大学、産業、行政、NGOからの200名程が参加し、NOWPAPコーディネーターはUNEPとNOWPAPの海洋ごみに関する取り組みを紹介しました。マイクロプラスチックを含む海洋ごみに対する現状と対策を重視し、4つのNOWPAP参加国や、オーストラリア、カナダ、アメリカ、イギリスからの参加者が、関連の情報や経験を発表しました。1月24日は国内向けのシンポジウムが行われ、日本での海洋ごみ問題に取り組みました。

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2015年12月8-9日に東京で開催された、第16回北東アジア地域全球海洋観測システムの政府間海洋学委員会/西太平洋海域共同調査の調整委員会(NEAR-GOOS-CC-XVI)に、NOWPAPのコーディネーターはオブザーバーとして参加しました。この会議では、参加国間でのコミュニケーション強化、より多くのパートナーや滞在的ユーザーを必要とするNEAR-GOOSの活動向上(作業部会、合同事業、ワークショップを通して)の方法が話し合われました。 また、NOWPAPの代表は、2015年12月16-18日に大阪で開催された、廃棄物管理に関するグローバル・パートナーシップ(GPWM)会議、廃棄物管理国際会議、GPWM運営委員会会議にも出席し、海洋ごみの分野でGPWM進展へのNOWPAPの支援継続を再確認しました。

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2015年11月16-20日にベトナム・ダナンで東アジア海域環境管理パートナーシップ(PEMSEA)開催の2015年東アジア海会議に、非政府パートナーとしてNOWPAPが参加しました。東アジア海パートナーシップ会議や、PEMSEA参加国大臣フォーラム、スペシャルイベントやワークショップに参加し、展示ブースでNOWPAPの活動やポスター、印刷物を紹介しました。 大臣フォーラムでの2016-2021年戦略目標に向けた新(改訂) 東アジア海持続可能な開発戦略の承認により、統合沿岸管理の合同トレーニングコースやNOWPAPデータベースとPEMSEAの知識バンクの連結などの共同作業を通して、PEMSEA との協力のさらなる強化を期待しています。  

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2015年11月8日にとやま国際交流フェスティバルが開催され、NOWPAPは展示ブースを設け来場者たちにNOWPAPの活動を紹介しました。毎年開催されるこのイベントで、富山にある様々な団体が、地元の人々と富山駐在の外国人が文化交流を行いました。 2015年11月11日、NOWPAP代表は、北東アジア地域自治体連合(NEAR)第12回環境分科委員会に参加し、NOWPAPとその活動について紹介しました。重複している参加国があるため、2年毎に富山で開催されるNEAR環境分科委員会で、NOWPAPはNEARと情報交換を行っています。今回の会合では、NOWPAP特殊モニタリング・沿岸環境評価地域活動センターを受け入れている環日本海環境協力センター(NPEC)を通じて行う、2016年のプロジェクトが承認されました。 1.  ウラジオストクでこどもの生態学シンポジウム(第10回「国境なき自然」フォーラムとの共催) 2. 漂着物調査と漂着物アートクラス(継続) 3. 韓国でこどもによる環境ポスター展4. 生物多様性の予備調査(富山県とロシア沿海地方) さらに、2016年5月に富山でG7環境大臣会合開催にあたり、NEAR環境フォーラムも2016年5月に開催されます。

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2015年10月28-30日に中国・北京で、第20回NOWPAP政府間会合(IGM)が開催され、NOWPAP参加国の中国、日本、韓国、ロシアの代表が出席しました。NOWPAP地域活動センターの代表、UNEP本部の代表、そしてRCU職員、NOWPAPのパートナーとして北太平洋海洋科学機関(PICES)も出席しました。  会合ではUNEP事務局長の報告や、4つのNOWPAP地域活動センターの2014-2015年NOWPAPの活動実施報告、2016-2017年NOWPAPの海洋ごみに関する地域行動計画予算を含む事業計画を、承認しました。また、2018-2023年NOWPAP中期的戦略の草案を準備し、2016年にNOWPAP地域調整部の運営規約を改訂することを決定しました。POMRACの事業の円滑な実施のため、2016-2017年の2つのPOMRAC活動の財務処理運営をDINRACに委託しました。  第21回NOWPAP政府間会合は2016年後半に韓国で開催されます。

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2015年9月24-25日に中国・煙台市で、2015年NOWPAP国際海岸クリーンアップ (ICC) と海洋ごみ管理に関するワークショップが開催されました。ワークショップはNOWPAPとTEMM(日中韓三カ国環境大臣会合)の合同で行われ、NOWPAPの海洋ごみ担当、ICCコーディネーター、NOWPAP地域活動センター代表、NOWPAPパートナー(オーシャン・コンサーバンシーとCOBSEA(東アジア海域調整機構)、そして研究機関と環境NGOが参加しました。参加者達は地元の大学生と共に、ICC促進のため海岸を清掃し、海洋ごみを集め、ICCデータカードに記録しました。記録したICCデータカードはオーシャン・コンサーバンシーへ提出され、全世界の報告にまとめられます。      

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2015年9月18日、NOWPAPが取り組む海洋ごみ問題の一環として、RCU釜山事務所スタッフが、釜山市民と共にビーチクリーンアップキャンペーンに参加しました。ソンド海岸を会場に、韓国での2015年国際海岸クリーンアップ(ICC)の記念式典では、海洋ごみ問題に取り組んでいる人々が表彰され、韓国海洋水産部長官から海洋ごみに関する声明が発表されました。

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NOWPAP RCU富山事務所が入居している、富山市のランドマークであるタワー111ビルが、世界20以上の都市が行う、国連創設70周年を記念する「国連ブルーで世界を染めよう」キャンペーンに参加します。富山駅北に位置する富山県で最も高いビルが、国連デーである10月24日に国連ブルーでライトアップされ、世界中の人々と連帯して祝います。

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2015年7月27日に、韓国の海洋保全機関の新入職員が研修の一環としてNOWPAPについて学ぶため、RCU釜山事務所を訪れ、NOWPAPの沿革、体制、活動や実施体制について説明を受けました。

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“レース・フォー・ウォーター・オデッセイ(Race for Water Odyssey)”調査船が東京に寄港したのを記念して、2015年7月24日に駐日スイス大使館で開催された会議で、UNEPの代表としてNOWPAPのコーディネーターはプレゼンテーションを行いました。NOWPAPコーディネーターは、2003年から始まったUNEP主導の海洋ごみに関する取り組み(地域・世界的の海洋ごみ評価)や、2011年ホノルルで開催の第5回海洋ごみ会議(ホノルル戦略、ホノルル公約の採択)、そして2012年国連持続可能な開発会議(リオ+20)で設立された、海洋ごみに関するグローバル・パートナーシップ(GPML)と海洋ごみネットワークを紹介しました。また、プラスチックごみに関する国連環境総会(UNEA)決議やその後の研究、すでに作成され2015-2016年に入手予定のUNEPの出版物も紹介しました。NOWPAPの海洋ごみに関する地域行動計画(RAP MALI)についても、いくつかの事例を交えながら発表されました。NOWPAP発行の最新の海洋ごみ関連の出版物が配布されました。

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2015年7月9-10日に中国・大連で開催された、第13回NOWPAPデータ・情報ネットワーク地域活動センター(DINRAC)の代表者会議に、DINRAC担当者や専門家、CEARAC、MERRAC、POMRACの代表者が出席し、オブザーバーとして地元の大学や環境NGOの代表も参加しました。会議では2014-2015年の活動実施の進捗を確認し、2016-2017年の実施計画と予算を承認しました。中国、日本、ロシアのDINRAC担当者が準備した8つのプロジェクトの提案について話し合われ、慎重審議を経て、第20回NOWPAP政府間会合での承認を得るため、次の4つの活動を提案することを合意しました。 ・参加国で使用の海洋環境基準の編集 ・既存データベースの更新、ウェブベースGISによるデータの視覚化を含むDINRACウエブサイトの発展(2014-2015年から継続) ・参加国から入手する海洋環境データの編集(2014-2015年から継続) ・絶滅のおそれのある海洋生物のデータと情報収集(2014-2015年実施プロジェクト第2次)  

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2015年6月1日にUmojaと呼ばれる新しいエンタープライズ・リソース・プラニング(ERP)システムが、UNEPや他の国連機関で始まりました。Umojaは、全体の国連システムを1つにした、財政、人事、資材の資源を管理する業務過程を統合し効率化することによって、国連の運営をもっと効率的にするために設計された管理改革の手法です。新システム移行準備のため、RCUスタッフがナイロビで3週間のトレーニングを受け、他のスタッフは関連のトレーニングコースをオンラインで受けました。接続障害解決のためUmoja支援チームとの多くのやり取りを経て、システム上で基本的な機能を操作可能です。Umojaへの移行期間中、NOWPAPの業務処理への影響が予想されます。

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2015年6月26日富山県立大学にて、NOWPAPの代表が海洋ごみについての講義を行いました。学生を対象とした1時間の講義では、海洋ごみの世界的脅威を強調し、海洋ごみに関する地域行動計画を実施しているNOWPAP参加国の協力や、世界的・地域的での海洋ごみへの取り組みを紹介しました。学生たちは海洋ごみの問題や日本内外で取り組まれている活動について理解を深めました。

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2015年4月1-2日に韓国・ソウルで第2回NOWPAP臨時政府間会合が開かれ、参加国は、2014年4月に行われた第1回臨時政府間会合で合意したRCUの職員を6名から4名に削減することに続き、2つのポストを下げることを決定しました。再編されたRCUは、富山事務所では調整官P5レベル、プログラムアシスタントG6レベル、そして釜山事務所ではプログラムオフィサーP3、チームアシスタントG4となります。この再編によってなくなった機能は、NOWPAPの基金で、UNEP本部のサポート、もしくはコンサルタントが代行します。新しい職員の募集を年内に開始し、2016年2月までには完了する予定です。

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2015年1月14日に、NOWPAPのコーディネーターは、文部科学省にスーパーグローバルハイスクールに指定されている富山県立高岡高校で、講演を行いました。生徒たちは北東アジアの海洋環境問題やその問題に取り組むNOWPAPのプロジェクトについて講義を受け、数名は将来国連で働くことに関心を寄せました。

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パートナーシップ構築の取り組みの一環として、NOWPAPの代表は、2014年12月17-18日に札幌でアムール・オホーツクコンソーシアムが開催した国際ワークショップに出席し、NOWPAPの活動を紹介しました。2015年開催予定の第4回アムール・オホーツクコンソーシアム会議に向けて、ワークショップではアムール・オホーツク地域での環境と持続可能な発展に関する研究の最近の進展を再検討し、また地域の持続可能な発展に関わる今後のプロジェクトや活動の情報を共有しました。詳細はこちらをご覧ください。

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NOWPAP地域のPTS地域的概観が、NOWPAP汚染モニタリング地域活動センター(POMRAC)から出版されました。地域でのPTSの一般的な特性、原因、移動、生態毒性の影響について取り組んだ報告は、PTSとして定義される化学物質を国の報告として総合的に扱っています。論文や報告を提供した専門家からの現存するデータや情報を基に、PTS問題の現状やNOWPAP参加国のPTSの監視と調査への取り組みの概要が報告されています。能力開発のデータ格差と必要性を特定した報告では、地域での健全な化学物質の管理体制と監視ネットワークの設立と強化を重要視しています。 この報告は国立環境研究所の柴田康行氏と中国、韓国、ロシアから推薦された国の専門家たちによって作成されました。全体報告はこちらからご覧いただけます。

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2014年12月6日に富山市で開催されたNOWPAP RCU富山事務所開設10周年記念シンポジウムに、NOWPAP地域調整部(RCU)と特殊モニタリング・沿岸環境評価地域活動センター(CEARAC)のメンバーが参加しました。富山県と富山市主催のシンポジウムには500名の多くの高校生と市民が参加し、富山でNOWPAP RCU事務所開設10周年を記念し、国連や国際協力についての講演やパネルディスカッションが行われました。富山県知事とNOWPAP調整官がシンポジウム開会の挨拶を行い、CEARAC所長がパネリストとして参加しました。この10年の業績を紹介するNOWPAPに関するポスターやパンフレットが掲示されました。  

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北太平洋海洋科学機関(PICES)の科学委員会は、2015年10月に中国・青島で開催予定の次回PICES年次総会で、合同のワークショップと委員会を行うというNOWPAP特殊モニタリング・沿岸環境評価地域活動センター(CEARAC)と海洋環境緊急準備・対応地域活動センター(MERRAC)による提案を承認しました。 CEARAC提案の「北太平洋の海洋生物多様性と生態系への主要な脅威特定」についての1日合同ワークショップは、2015年PICESの事業計画に組み込まれています。MERRAC提案の「北太平洋の油危険有害物質(HNS)流出への海洋汚染準備・対応」についての委員会は、「海洋環境緊急事態:発見、監視、対応」ワークショップに組み込まれます。 PICESとNOWPAPの合同研究会で認定された共同優先事項を基に、これら2つの活動がPICESとNOWPAPの連携強化となるでしょう。

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