NOWPAPは最近、数多くの国際会議やワークショップへの参加を通して、パートナーとの交流を深めています。
2008年4月7-10日に開催された第4回海洋・沿岸・島嶼世界会議(70カ国から400名以上参加)でNOWPAPの活動が発表されました。NOWPAPはPEMSEAなどの関心あるパートナーから統合沿岸河川域管理(ICARM)についての彼らの経験を共有させてもらうことに努めており、好意的な反応を得ています。
4月23-25日に開催された2008国際海岸クリーンアップ(ICC)会議では、NOWPAPの海洋ごみ活動や今後の計画が、アメリカや世界各国のICC国内コーディネーターを含む60名の出席者に紹介されました。参加者には海洋ごみに関するNOWPAP刊行物が配布されました。ICC創始者で提唱者であるオーシャンコンサーバシーは、2008年9月にNOWPAPが計画している、地域でのICCキャンペーンをさらに促進させるためのトレーニングワークショップへの参加に意欲を示しました。
2008年5月1-3日に開催されたUNEP/IOCテクニカルワーキンググループ(TWG)会合で、海洋ごみモニタリングについてのNOWPAPの取り組みが発表されました。TWGメンバーはUNEP/IOC海洋ごみの調査とモニタリングに関する運用ガイドラインの原案について話し合いました。OSPAR、HELCOMや他のプログラムに加えてNOWPAP各国が蓄積した経験が取り入れられ、海洋ごみモニタリングについてのUNEP/IOCガイドラインがまとめられています。
地域の他の団体やプログラムとの連携を強めるため、NOWPAPは2008年5月21-25日に開催される第7回IOC/WESTPAC国際科学シンポジウム「西太平洋での自然の危険性と海洋環境の変化」と第12回NEAR-GOOS調整委員会に参加します。両会議は2008年5月26-29日に予定されているIOC西太平洋域小委員会の第7回政府間会合とともに開催されます。NOWPAPの現在と今後の活動の発表がパートナーとのさらなる連携を強めるでしょう。