「海洋保護:海洋統治についての評論-国際的・地域的視点(Securing the Oceans: Essays on Ocean Governance – Global and Regional Perspectives)」という本の刊行がPEMSEA(NOWPAPのパートナー)から、2008年4月7-11日にハノイで開催された第4回海洋・沿岸・島嶼世界会議の期間中に紹介されました。その本では、将来の世代のために海洋とその資源を守り、持続的な海洋開発の追求のさらなる促進と強化を想定しています。25章からなる本は、科学者、経済学者、弁護士、教師、管理者、海洋資源消費者、国家・国際公務員、行政官などの様々な立場からの25名の著者による評論集です。詳細については こちらをクリックしてください。ご注文は インターネット書店へどうぞ。
NEAR-GOOS(North-East Asian Regional - Global Ocean Observing System:北東アジア地域全球海洋観測システム)に関する第11回UNESCO 政府間海洋学委員会(IOC)西太平洋海域(WESTPAC)調整委員会において、NOWPAPとその地域内のパートナーの1つであるNEAR-GOOSとの今後の協力体制が議論されました。
2007年1月18、19日にタイのバンコクで開催された本委員会では、NOWPAP/RCUからNOWPAPの活動概要について説明を行った後、将来NEAR-GOOSとの協力が可能な分野について提案しました。この提案を受け、NOWPAPの活動にも活用できるNEAR-GOOSデータを更に充実させること、NEAR-GOOSとNOWPAP/CEARACのリモートセンシング・データベースを連携させること、リモートセンシング・データの解析に関するトレーニングコースを共催することが本委員会で合意されました。これらの協力体制を推進するため、NOWPAPは今後もフォローアップしていきます。
東アジア海域会議2006が中国の海口市で2006年12月12-16日に開催されました。 “One Ocean, One People, One Vision” をテーマとし、東アジア海域及び世界各国から700名を超える参加者が、同海域における持続可能な開発戦略を実行するためのパートナーシップの構築について知識や経験を共有しました。
会議期間中、海洋汚染の準備・対応に向けた効果的な地域合意の形成に関するワークショップがNOWPAP海洋環境緊急準備・対応地域活動センター(MERRAC)の共催により開催されました。これに加え、NOWPAPからは本会議や東アジア海パートナーシップ協議会の開会式、沿岸・海洋情報管理、汚染状況の評価・管理に関する画期的な取り組みや黄海でのパートナーシップ構築等に渡る様々な議題に基づいたワークショップに出席しました。会場ではブースを設置し、NOWPAPの活動や実績を紹介しました。