2011年10月3-5日に韓国・釜山で、NOWPAP主催による第13回世界地域海会議が開催されました。南東太平洋、カリブ海、北東大西洋、バルト海などの10の地域海条約と地域海行動計画、UNEP淡水・海洋生態系課、UNEP陸上活動からの海洋環境の保護に関する世界行動計画(GPA)調整室の代表者が会議に参加しました。会議の議題は以下の通りです。
- 第3回GPA政府間検討会議(IGR-3)- 社会経済面を含めた海洋環境の状況に関する地球規模の報告と評価のための定期的手続き- 国連持続可能な開発会議(リオ+20)- 地域海条約と地域海行動計画の近況報告
会議参加者は、2012年1月にマニラで開催されるIGR-3に向けた共同声明を作成し、また、同時に開催される陸と海のかかわりに関する世界会議への参加を確認しました。また、リオ+20会議における地域海条約と地域海行動計画による合同のサイドイベント開催の可能性やその他の協力体制についても話し合われました。最終日には、各々の地域海プログラムの緊密な協力をも含む現在の活動計画(及び地域海条約と地域行動計画の今後の展開について話し合われました。
次回の世界地域海会議は、2012年に地中海行動計画、2013年にカリブ海環境計画がそれぞれ主催する予定です。