2013年5月25日に釜山で開催されたグローバルギャザリング2013にNOWPAPも参加し、UNEPやNOWPAPのポスター、パンフレット、出版物などを展示しました。“come together, get together”をテーマとしたこのイベントは、釜山市の支援の元、釜山国際交流財団が毎年主催するもので、釜山に拠点を置く在外公館や国際組織、研究・文化・社会機関が集まり、国際交流の促進のためにそれぞれの活動を紹介しています。今回は27の国と地域から86の出展があり、NOWPAPのブースで紹介された海洋ごみに関する活動は多くの参加者の関心を集めました。また、149のブースの内7つのブースがイベント最後の抽選会のスタンプラリーポイントとなり、NOWPAPもその1つとして参加しました。
2013年1月23日に韓国・ソウルで開催されたワークショップにNOWPAP職員が参加し、東アジアで展開されている海洋環境に関するプロジェクトや組織間の協力体制について意見を交わしました。このワークショップは韓国海洋科学技術院の後援のもと、高麗大学Center for Climate and Sustainable Development Law and Policy (気候および持続可能な開発に関する法令・政策センター)が主催したもので、ワークショップの結果は、新たに選出された韓国大統領の”移行委員会”に提出される見込みです。
世界各地に点在する地域海計画からの職員とともに、NOWPAP代表は、2012年10月1日から3日にかけてケニアのナイロビで開催された第14回地域海行動計画の年次総会に参加しました。会議では地域海行動計画の事業計画に応用される生態系アプローチに加え、世界海洋評価(通常評価プロセス)に対し地域海行動計画がどのように貢献できるかに焦点が当てられました。地域海行動計画の事業を実施する上で、生態系に基づく管理、ブルーカーボン、生態系と生物多様性の経済的側面、大洋や海洋保護区でのグリーンエコノミー等、多岐に渡る議論が行われました。また、「地域海行動計画の戦略的方向性2013-2016」が採択されました。これは海洋・沿岸環境の持続可能な管理に関するRio+20の成果文書「Future We Want (私たちの望む未来)」と、国連機関、国際金融機関、市民社会、民間企業の連携のための国連事務総長のオーシャンコンパクト(大洋協約)の骨子を反映したものになっています。次の会議はカリブ海地方で開催される予定です。